SSブログ

もてぎトライアル世界選手権観戦(2日目) [旅]

朝、車の窓は湿気で曇っていた。拭いても見えない・・と思ったら、外もすごい霧であった。この霧は日が出て気温が上がるにつれ消えていった。

朝食は昨日の鍋の残り汁でラーメン。始末が面倒だから残さずスープも飲み干せー。

車の片付けをしている間、子供達には今日の昼飯のベーコンサンドを作ってもらう。
昼飯用サンドイッチ作り
せい君にベーコンをカリカリに焼いてもらい、なちゃんがレタスとペッパー入りチーズでサンドイッチに仕上げる。なちゃんはよく手を引っ掛けてぶちまけることがあるので一末の不安があったが、案の定、俺用のフランスパンとベーコンが雨後で湿った駐車場の地面にダイブした。
「だ、大丈夫だ、10秒ルールを適用すれば・・」
とベーコン表面を払い、水玉模様がついてる気がするパンでサンドイッチに仕上げた。

今日はまだ選手の来ていない第2セクションから観戦。ここは信じられない角度の斜面を直登するところだが、観戦する方も摩擦力の限界にチャレンジしながら斜面に張り付いて見学する。これでコツを得た子供達は、次に見た第5セクションで滑落していく見学者もいる斜面を起用にかけ下って観戦していた。
滝登りの第7と横の第8セクションでO田ファミリーを発見。一緒に昼飯を食いつつ見学した。
滝登りでは、昨日ドギーが見つけた神のラインで黒山健ちゃんが登り、もちろんドギーもこれで登って大喝采を浴びたが、相変わらずほかの選手は正面攻撃で跳ねかえされている。やっぱまねできない神のラインなんだろうか。しかしトップスリーはまさかの正面から登ってしまうのを見て、神のライン以上にビックリした。第7、第8はフジガスが両セクションともクリアし大いに盛り上がった。

この後、うちの子供らはウイダーゼリーがもらえるスタンプラリーに没頭し、第1&第15セクションのあるスタンド下でゼリーをゲットしたら動く気力もなくなり、2週目に旅立つ選手がようやくいるというタイミングにもかかわらずゴールに張り付くことになってしまった。
16時に引き上げ体制に入るつもりだったが、トップ陣につきまとうテレビ映像によると16時時点で藤波達はまだハローウッズ辺りにいる。まだ優勝争いは続いていて、このまま帰るのは後ろ髪引かれるなあと思っていたところ、トップ陣はもう持ち時間がいくらもないらしいことがわかる。どうやらあと10分ちょっとでゴールに現れなければならないみたいだが・・・移動も含め1セクション2~3分で来なければならん計算だ。本当に来れるんか?
子供達に「見終わったらコーラ飲ませてやる」と、いかに普段貧乏な生活しているかばれるような安っぽい条件で引き止めて待っていたところ、本当に10分ちょっとでここまでやってきて最終15セクションをアタックし始めたのにまたまた驚いた。
フジガス最終セクション
10分で本当にやってきて最終セクションを攻める藤波選手


残念ながら藤波は優勝を逃したが、すごい日本人がいることはしっかり子供達に植えつけられ、来年もまた一家で来れそうだ。しかし選手一覧表を見て、トライアル選手は少しのスペイン人と、後はほとんど日本人しかいないと思われたような気もする。
2日間広いツインリンクもてぎを徘徊したせいか子供達はすっかり疲れたらしく、帰りの車はおろか家に帰っても着替えもせずそのまま布団に直行し、朝まで爆睡していた。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:バイク

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。