ヤンゴン(7) [旅]
ヤンゴンのダウンタウンから北の方を見ると、標高差のないヤンゴンにしては珍しく丘のようになっているところに、黄金色の巨大なパゴダ(仏塔)がある。これがShwedagon Pagodaだ。
ここだけは一見の価値アリとのことなので、行ってみた。
丘に登っていく参道は屋根付きの階段状の回廊になっていて、両側には土産屋がずらりと並んで金色の仏像や(金の招き猫まであった)おもちゃなど、いろんなものを売っている。
中は素足でなければならない。
階段を上りきったところに券売所があり、外国人だけ拝観料なのかお布施なのか、8000チャット(約800円)を取られる(現地の人は素通り)。男の半ズボンは禁止らしく、そういう格好で行くとロンジー(腰巻)を買わされて装着を義務付けられる。
どんなところか動画でも見ていただこう。
巨大な黄金パゴダは太陽光と赤外線を反射して斜め上から照り付け、仏像は頭の後ろでLEDの後光が煌びやかに光り、仏様の威光を物理的に感じることができる。
雨が上がったばかりで、ものすごい湿気。床は生暖かい水溜りのようになっていて、素足だから気持ちいいが、非常に滑るので危ない。
壁や柱、天井の装飾は細かくてとても凝っている。
それにしてもみんなが拝んでいる仏像の後ろはどれもピカピカ光ってないか?
拡大するとまるでパチンコ台のようだ。
我々が払った拝観料によって定期的に修理・グレードアップしているに違いない。
Shwedagon Pagodaの隣にあるMaha Wizaya Pagoda。
こっちも結構な大きさで、こうして見るとダウンタウンのSule Pagodaはずいぶん小さいものに感じられる。
Maha Wizaya Pagodaの中はきんきら仏像ではなく、プラネタリウムのような幻想的な構成になってた。外は蒸し暑いが、この中は涼しい。
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