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ハノイへ移動 [旅]

早起きしましたら、タクシーでとっとと空港へ行ってしまいます。

荷物を預けシンガポールを出国したら、中立地帯の食堂で朝食を。
なんつっても旅の楽しみは食事ですから。
※ワーニング:遊びに来たわけじゃありません。お仕事での海外渡航です! >TSO

シンガポールの食べ物って結局なんであろう。もともとの土着のマレー人はエスニックなものだろうか。
たくさん入り込んでいる華僑の人達なら中華?切り開いた西洋人ならイギリス料理?
人種の入り混じった国際都市らしく、空港の食堂も昨日の昼のフードコートと同じく、中華からタイ料理、日本料理、インド、インドネシア、マクドナルドにサブウェイと一通り揃っている。

華僑の人を真似てお粥にしてみた。
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揚げた白身魚は塩味が効いて、お粥に合っていて旨い。


シンガポール航空でベトナムのハノイまでひとっ飛び。
機内はクリスマスモードで窓にツリーが飾ってある。
配られた温かいおしぼりも日航のより少し大きいし、座席も少し広い。経営再建したばかりの日の丸航空よりシンガポール航空の方が何かとゆとりを感じるなあ。
エコノミー席でも座席案内のパンフレットが付いていて、この後出る昼食が2種類からの選択と分かった。ケイジャンチキン&ポテトか、ポーク&スチームライスかあ。ライスの方がアジア的かなあ。
水平飛行になるとしきりとワインを勧めてきた。しかしこの後仕事を控えてる身である。

ポークの方を頼んだ。
味はチンジャオロースみたいだった。中華料理?お米は長粒米。
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軍用空港のようなそっけなさのハノイ・ノイバイ空港。管制塔にも弾痕の一つくらい開いてそうなくらいだ。愛想のまったくない係官に軍服の人もちらほら見える。
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ハノイの気温は20度を少し下回る。真冬の日本から来た人にはちょうどいい気候だが、現地の人は寒いらしく、結構厚着している。

ハノイ市街への移動はタクシーではなく社用車を呼んでもらっていた。
まだ来てないようだ。走っている車は埃っぽいがそれほどボロいのはなく意外。ゴルフ場のカートのようなのも人を乗せて走り回っていたが、あれもタクシーなのか?
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迎えの車が来るまでにトイレに行くと、水槽の蓋が取れ、紙は横のバケツに捨てる仕組み。管が細いか作りが悪くて配水管が詰まるからだ。便座があるだけ良い方とかなんだろうか。首都の空港のトイレがこれじゃあこの先どんなやら・・とこの先を心配したが、幸い行った範囲ではここより酷いところはなかった。
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ノイバイ空港からハノイ中心街までは車で約3,40分。
畑や田んぼが左右に広がり家が点在しているという、関東の郊外の風景とさして変わらない。畑では農耕機ではなく牛が働いていたのが日本と違うところだろうか。


そんな風景もソンホン川を渡ると畑はなくなり、家だらけになる。


町に入ると混雑が顕著になり、あちらの交通マナーについていけなくなる。バイクがものすごい多いうえ、右左折遠慮なくしてくるので、恐ろしくて運転できん。カブに3人乗り、4人乗りも平気である。

動画はベトナム最古の寺「鎮国寺(Chua Tran Quoc)」のそばを通ったときのもの。後から知った。この後ホーチミン廟や軍事歴史博物館前なども通るが、観光できたわけではないので素通りどころか、通ったことさえ帰ってから調べて気付く始末。

ホーチミン中心街の交差点。

やかましいクラクションの嵐は自分がここにいることを知らせているだけで、交通ルールが守られてないかのように見えるが、人間の見事なファジーコントロールで回避し合っており、実はかなり高度な運転技術だ。目を三角にして荒っぽい運転をしているわけではない。


ハノイ駅から近い「ナムグーホテル」がハノイでの宿だ。
部屋は簡素。ダブルの部屋で一番安いのが1泊168万ドン。
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派手さはなくて清潔な感じ。設備は一通り揃っている。無線LANも使える。
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洗面所はINAX製。空港から来る道にINAXのでっかい広告塔があったっけ。
歯ブラシが大きくて立派で、使い捨てするようなやわいものではなく、柄の曲がり具合が手にすごくフィットして使いやすかった。
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いまどき珍しいヒマワリのような大きなシャワーがある。
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いくつかマイナス点もあった。
シャワー室の床の傾斜が排水溝へきれいに向いてなく、水が溜まりがちで洗面所側へあふれそうだったので、ハリウッドシャワーできなかったこと。
クローゼット内に金庫があるが、扉のねじが緩んでて鍵がちゃんと閉まらないのと、電子キーの背面に電池を入れるところがあるのだが、その蓋が取れて落ちていて、もし鍵かけて電池の蓋が取れて電池が落ちたら開かなくなるのではという恐れがあって、金庫は使わなかった。
壁が薄いのか、隣や廊下の音がやけによく聞こえること。


町のコーヒー屋で休憩。スタバとかタリーズのような明るくて今風な店だ。
最も安い単なるアイスコーヒーを頼んでみた。29000ドンという値段が安いのか高いのかさっぱり分からないベトナムの通貨だが、日本円にすると120円もしない。
ちょびっとしか入ってなくてアレっと思ったが、一口飲んでその濃さにびっくり。この濃厚なのがベトナムコーヒーなのだ。
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メニューにでかでかと宣伝しているキャラメルモカフラペチーノみたいのが65000ドンもするが、日本円で250円程度。安~。しかもおいしい。
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周りの客層を見るとどうやらセレブ金持ちご用達のようで、それなりの身なりの人しか見当たらない。ということはこの値段は現地ではやはり少し高めなのだ。
こちらは強い外貨を持ち込んだだけで中身は貧乏人なので、人間が釣り合ってなかった。


ささっと仕事して、残りは明日にすると、ホテルへの道中にある店で夕食。
メニューを見てもさっぱりわからないが、英語で書かれているところをなんとか想像してベトナム料理をいろいろ頼んだ。地元のタイガービールでかんぱーい。

店員がやたらと多く、ビールの栓を抜くだけの人がいたり、片付けるだけや持ってくるだけと分業されてるみたい。全員に仕事が行き渡るようにした社会主義の国だから?

タレに漬け込んだ牛肉を焼いたものと、蒸した豚肉と香草添え。
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ポークチョップとテリーヌみたいなのが乗ったごはん(長粒米)。右の赤いタレは甘いがぴりっとくる。このタレは春巻きにも使う。
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ビーフン。日本でもおなじみの味。
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生春巻き。豚肉のソーセージ風のと香草たっぷりとをライスペーパーで巻いて、例の甘いタレをつけて食べる。
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牛肉と青菜ともやしの炒め物。ニンニク風味。
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TSOはなんでも平気なのでどこれも旨かったが、他の方々は物珍しさのおかげで何とか食べてたという感じ。

4人でたらふく飲み食いして、お勘定は・・・
94万4千ドン!なにこれ、高いの??!
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日本円で4000円もしませんでした。

ベトナム、いいところだー。

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