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赤城山雪道ソロツーリング [旅]

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今年は雪キャンプの話が上がってこなかった。
このところたまに気温の高い日もあり、天気の加減を見ていても春の足音が少しずつ近付いている感じがする。このままだとシーズンが終わってしまいそうだ。
2月最後の週末、天気もトランポも、そして年1回しか稼動してないLANZAも使えそうと条件が揃ったので、一人北関東を目指すことにした。


出発したのは午前0時頃。食料買出しやガソリン補給などして夜のガラ空き関越道を北へ向かう。このとき目標は榛名山だった。
4年前東北大震災が起きた日、TSOは榛名山で雪見キャンプして帰ってくる途中だった。なので榛名山に雪目当てでバイク積んでトランポ移動などというと、あのときを思い出さずにはいられない。

しかし午前2時を過ぎた頃から強烈に眠気が襲い掛かってきて、寄居のPAでトランポの屋根の寝床を上げて仮眠取ることにした。これが目的地変更となったきっかけだ。
翌朝7時ごろ目覚めて高速に復帰すると、行楽客かスキー・スノボ客で大渋滞になってた。とろとろとゆっくり動く下り車線の前方には、良い天気で北関東の山々が広がっている。
このとき正面やや左にある榛名山だけ雪がかかってなかった。平野を挟んで右の赤城山は中腹まで雪が見えるというのに。遠見では雪が見えなくても、現地入りすると雪がある場合もあるが、明らかに積雪量が違うのがわかる。どうする?

のろのろ運転のおかげでゆっくり考える時間が取れた。赤城山は去年も行っているのだが、構わない。確実な方にしよう。
そういうことで赤城山入り口の大鳥居をくぐることになったのだ。
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道の駅「グリーンフラワー牧場 大胡」にトランポを停め、LANZAを降ろした。赤城山で遊ぶ時は昔からよく使っているところだ。
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道をすっかり忘れてしまったので、散策しながら登っていく。
舗装林道を上がって行くと冬季閉鎖中の赤城サーキットに出た。
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路肩に沢山車が停まっていると思ったら、鍋割山登山口とあった。赤城山周辺は難易度の低い雪山登山や、スノーシュー履いてのトレッキングとかで、冬も結構遊びに来ている人が多い。「クマ出没注意」も出てるが、まだ寝てるよね?
この日はこの後ぐんぐん気温が上がったので、戻ってくるとき見たらこの雪全部融けていた。
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今日は自撮りの動画撮影をしようと最初から目論んでいた。
こちらがその動画です。


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TDR友の会:耐寒キャンプ2015 in 愛川町(2日目) [旅]

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薄っすらと明るくなった頃。外でTKNさんと誰かの話し声が聞こえた。飛び入りが来たのかと思ったら、どうやら”とんど焼き”の関係の人らしい。ここで夜を明かしたと聞いて驚いていた。

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photo by TKNさん

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photo by TKNさん

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TDR友の会:耐寒キャンプ2015 in 愛川町(1日目) [旅]

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倹約家のきみちゃんによって我家のエアコンの温度設定は18度になってる。普段この温度で寒い寒いと震えているTSOは、こんなので冬ツーリングとか行けるのだろうかと室温計を見るたびに思うのだが、そこにその心配を突いてきたかのようにTDR友の会のTKNさんからメールがやってきた。

「耐寒野宿会(リベンジ)。突然ですが、明日の10-11日『耐寒キャンプ』をやろうと思っております。 」

冬ツーリングだけでなくキャンプまで付いてきた。それも明日!!
来れる人いるのか?!
でもTSOの手帳の予定は空。

行こうじゃないですか!





耐寒野宿会の会場は神奈川県愛川町の中津川の川原。
雪中キャンプじゃないし、神奈川は南の方だし。
とまあ、甘い考えで急いでキャンプ道具を揃えて、SuperTDR250で元気に家を出た。

ものすごい風の強い日で、首都高や東名高速では隣の車線まで吹き飛ばされるほどの強風に煽られ、なおかつ焼き付き修理後初の高速でドキドキしながら、厚木ICまで一気に走る。
(実際焼き付きの症状が一時現れ、かなりやばかった)

一方、起案者のTKNさんは、千葉から東京湾フェリーで優雅に海を渡って神奈川に向かっていた。富士山もよく見えるし、海も風も穏やかだったそうな。ホンマかいな。
でも確かに、TKNさんの写真はそう物語っている。

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3枚ともPhoto by TKNさん




集合場所は愛川町のファミレス。TSOは集合時間より30分ほど遅れて到着したが、まだ誰もいなかった。
TKNさんに電話を入れてみるも出ないので、SMSを送っておいて、ひとまずファミレスに入ってお茶でもしながら待つとしよう。

昨日の今日だからTKNさん以外来る人いないだろうなぁ、などと考えながらお茶を飲んでると、しばらくしてTKNさんから電話がかかってきた。

「すみません! 今、高尾にいます!」

??

高尾?もう今日は誰も耐寒キャンプなど来ないと踏んで、富士山を見に中央道を行っているのだろうか。
でもこれからこっちへ向かうというので、再びコーヒーを飲んでくつろぐ。
すると割りとすぐ、窓の外に高野さんが現れた。

遅れたことに平謝りのTKNさんだが、まだ頼んだソーセージが1本残っていたので、そんな慌てなくてもよかったのにと思う不届きもののTSOであった。
なんでもスマホのナビに案内させていたら執拗に有料道に乗れ乗れと誘導されて、気が付いたときは集合場所の横を有料道で通過して高尾に連れて行かれてしまったとのこと。戻るときもナビの案内でまた有料道に乗ってしまい、かれこれ有料道を1往復半してやっとのことたどり着いたらしい。ご苦労様でした。

と、そこに黒TDRが1台現れた。なんとツーポンYさんであった。おおー、なんと3人でキャンプできるとはー。だがツーポンYさんは家の用事があるので泊まることはできないとのこと。
じゃあお夕食を許す限りご一緒しましょう。
集合場所に隣接するスーパーで買出しとなった。


寒いときのキャンプとなれば、メニューは鍋でしょう。
TSO的に作りやすい材料を揃え、出汁も面倒なので水炊きにしてポン酢で食べることにした。
良質の火を熾せられたら焼き鳥なんかも食いたいなあ。

「ああ、でもキャンプ地は焚き火難しいと思いますよ」

え!。焚き火できないというのは別の意味で衝撃である。
ひとまず焼き鳥は諦めて鍋1本に絞り、水場もないとのことなので、水を買ったり、フードコートで水を汲んだりして店を出ると、もう外はいつの間にか真っ暗けっけだった。




スーパーから10分ほどでキャンプ地となる中津川の河原に着いた。
この寒い中、我々だけでなく何組かの車が同じようにキャンプしている。ずいぶんと物好きの多い世の中になったもんだ。

川原には焚き火の跡が多数あり、しかも”とんど焼き”の準備らしく大量の竹材が川原のど真ん中に積まれてあった。火を熾こすことはまったく問題なさそうだ。よかった~。
真冬の耐寒キャンプといえど、辛い寒さを耐えに耐えてというはTSOのキャンプではない。たとえ極寒の地であろうとも楽しくである。そのために焚き火が欲しかったのだ。焚き火の暖あってこそ厳冬期でも楽しく野宿ができるのだ。

まずはテント設営をさせてもらった。真っ暗な中、ヘッドランプの明かりだけでテントをt立てる。
その間、泊らないツーポンYさんは焚き木拾いをしてくれた。ところが、ここは河原なのに流木もなければ、土手にもろくに木が生えてない。
テントを立て終わったTSOとTKNさんも焚き木拾いに参加するが、ちょっと見ただけで河原で拾うことは無理だと感じた。

これは少し遠征してでも薪を手に入れなければ・・・。
真っ暗であるが、ぐるりと周りを見ると、川の背後には山がある。斜面は林になっているので、あそこまでいけば枯れ木があるのでは・・・。
TSOはTDRを繰り出して捜索に向かった。そしてその収穫がこれ。
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Photo by TKNさん

土手の外になるが、歩いてもさほど遠くないところに、間伐材が大量にあるのを発見した。
これで今夜は安泰だ!

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ウッドガスストーブへの道(その4):性能試験と性能向上アタッチメント [旅]

☆まずは性能試験☆

純粋な焚き火ストーブのドラムゴンでは、炉の大きさが湯沸かし量上限の目安だった。
つまり400ml程度が上限、250mlが実用領域。

それより炉の大きさが一回り小さい今回の自作ウッドガスストーブは内缶が5号缶(318ml)である。同じ性能であれば300ml程度が上限目安と言うことになる。

はたして自作ウッドガスストーブの性能はいかほどか。
ここは期待して500mlを湧かせられるか試してみることにした。ドラムゴンではやったことのない量だ。

その様子を映した動画がこちらの前半。


ごらんの通り500mlを15分ほどで沸かせられる実力があることが分かった!

500mlというのはかなり使い勝手のいい量で、カップめんにお湯を注いで、なおかつコップ一杯分のお茶が飲める。だから500ml沸かせられるというのはとても実用的なのだ。

ただウッドガスストーブは燃料を追加するタイミングに慣れないといけないと感じた。炉が小さいと言うことはウッドガスを発生させる燃料も少ししか入れられないということだ。つまり燃焼時間が短い。
木をくべてから二次燃焼に至るまでは少し時間がかかるので、火が弱まってきてからだと少々遅い。安定的に火力を得るには燃焼追加タイミングに加え、燃料の大きさもできるだけ細かく揃えておいた方がいい。

しかし野外で現地調達した木っ端に、そんな都合いいことを望むのも難である。
少々大きなのや質の悪いのを放り込んでも、すぐに燃やしてかつ高火力を得るには・・・。
また最初に戻ってしまうが、空気を強制加給させたい。
しかし電動ファンで空気強制加給したのではネイチャーストーブとは言い難い。

ここはひとつ煙突効果を使ってみよう。


☆☆性能向上アタッチメント☆☆

煙突効果とは、外気温と煙突の内気温との温度差によって生じる気圧差が排気力アップになるというもの。煙突上部で排気力が上がるということは、下では外部から空気を取り入れる力が増すということで、つまり強制加給が行われるのだ。
煙突効果を高くするには、煙突を高くするか、温度差を高くするかだそうだ。ロケットストーブは温度差をいかに高くするかを狙ったものだ。自作ウッドガスストーブとしては、もともと煙突などな無いんだから、少しでも高い筒を付ければそれだけで煙突効果が発生するものと思われる。

材料として買った缶詰に、外缶と内缶の中間に値する4号缶(453ml)があったので、これを煙突とする事にした。持って行くときも外缶と内缶の隙間に収まるので、持ち運びにも都合が良いというおまけ付き。

煙突効果の模様は、先ほどの動画の後半に映ってます。



動画でも分かるように、煙突上部でウッドガスを燃やすにはやかんとの間に適当な隙間がいることが分かる。近付けすぎると煙だらけになり、適度に開けると良く燃焼してくれる。
いつも使っているクッキーの抜き型五徳では隙間が小さくて使い物にならない。かといってさらに下駄を履かせたような高い五徳にしては、不安定になってやかんごと倒れそうだ。

煙突効果は十分出ていて、排気力アップのおかげで炎が煙突上部まで高く上がっている。ただ火力アップはあまりしてないのか、500ml湯沸かしの時間はさして変わらなかった。


☆☆☆さらに性能アップ!☆☆☆

煙対策として煙突の上部に穴を開けてみることにした。
やかんとの隙間が小さいとだめということは、煙突上部での酸素供給量が少ないからと想像されるからだが、やってみるとこれが効果ない。

煙突をひっくり返して、この穴を煙突基部に持ってくるようにスタッキングすると、意外なことにこれが的を得て、煙が出なくなった。ここで新鮮な空気を得て二次燃焼が加速されるらしい。
しかもクッキーの抜き型五徳を使ってもなんら問題ない。

この改良の様子はこちらの動画にて。
なお本体上部の二次燃焼用の穴も倍増させました。



この改良煙突によって、最大火力は大幅にアップした。強力な上昇気流と追加二次燃焼空気穴によって渦巻く二次燃焼炎が見え、なんとも気持ちが良い。

しかしこの煙突追加の最大のメリットは、単純に煙突というよりは炉が拡大されたことになり、より多くの燃料がぶち込めるようになったことだろう。本体を飛び出る量、あるいは長さの木をくべられるのだ。倍近い燃料が入るので、そりゃあ火力もアップするわな。


ということで、バイクツーリングに持って行っても負担にならない大きさにして、「火遊び」+「実用力ある湯沸かしアイテム」は、一旦ここで完成ということにしたい。


☆☆ ウッドガスストーブへの道 ☆☆
その1(ドラム缶ストーブで限界を感じたとき)
その2(自分で作ることにした)
その3(試運転)
その4(性能試験と性能向上アタッチメント)

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ウッドガスストーブへの道(その3):試運転 [旅]

昨夜作った出来立てほやほやピカピカの自作ウッドガスストーブを持ち出し、さっそく試運転に取り掛かった。
使う燃料は、先日一次燃焼タイプの自作ネイチャーストーブ「ドラムゴン」がうまく燃やせなかった、水っ気が多いらしく煙ばかり出る質の悪い小枝達。ウッドガスストーブがちゃんとできていれば、あの煙が燃えてくれるはずなのだ。

ウッドガスストーブは別名「TLUDストーブ」とも呼ばれる。TLUDとは"TOP LIT UP DRAFT"の略で、このストーブの特徴として”上から火を点ける”ことからそう呼ばれるそうだ。
前作「ドラムゴン」のようなドラム缶ストーブや普通の焚き火は、着火剤や燃えやすい細かい枝などを下に置き、上に行くほど太い木を積み上げていって、下から着火させる。炎が上に立ち昇って上の太い木に燃え移ってく。
ところがウッドガスストーブは積み方が逆で、太めの木は下に入れ、上に行くほど細かく火の点きやすいものにし、上から火を点けるのだ。


ウッドガスストーブは木から出る可燃性ガスを積極的に取り出して燃やすような仕組みになっていて、炉の中で直接ぼうぼうと木を燃やす(一次燃焼)のは抑え、低酸素状態で木を蒸し焼きにするようになっている。そうすると木の中の炭素以外の物質が揮発してウッドガスとして出てくるとのこと。
そのため内缶は底と下の方の側面に小さな穴が開けてあるだけになってる。この穴を多くしたり数を増やすことで一次燃焼重視なストーブにセッティングできる。
取り出されたウッドガスは、内缶上部の穴で酸素の供給を受け燃焼(二次燃焼)する。

ウッドガスストーブが上から火を点けるのは、上部の細かく火の点きやすい小枝等が一次燃焼することで下の太い木が高温で燻されて、ウッドガスさえ取り出せればいいからなのだ。取り出されたウッドガスは適度に高温にならないと着火しないので、ある一定温度に達して維持安定するまでは白煙が出続けることになる。


では試運転の模様はこちらの動画で。


ご覧の様に火を点けるのは手間取ったが、ちゃんと二次燃焼するストーブができあがっていた。
「ドラムゴン」が手を焼いた質の悪い燃料から発生する白い煙を、見事燃料として燃やし尽くしてくれた。
内缶上部の穴から二次燃焼の炎が上がるのを見れたときは、あの単純な構造・いい加減な作成でちゃんとできるんだ!と、超うれしかった。


その後もいろいろ遊んでみて、適当な作りでも基本この構造を守っていれば、二次燃焼ストーブは至極簡単に作れるんだとわかった。難しいものじゃないんだ。缶詰の空き缶とちょいと自作で、何千円も払って買わなくても十分実用的。でも最初に考えた人は凄いね。
二次燃焼用の穴は後日倍に増やした。沢山あったほうがウッドガスが良く燃える。


ではこのウッドガスストーブの実力はどれくらいだろうか。
一次燃焼だけの小型ドラム缶ストーブ「ドラムゴン」では、だいたい炉の大きさが湯沸し能力の目安で、400ml程度が上限、250mlが実用領域だった。
次回は自作ウッドガスストーブの性能試験と、ちょっと思い付いて煙突効果による性能向上アタッチメントのテストをしてみる。

☆☆ ウッドガスストーブへの道 ☆☆
その1(ドラム缶ストーブで限界を感じたとき)
その2(自分で作ることにした)
その3(試運転)
その4(性能試験と性能向上アタッチメント)

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ウッドガスストーブへの道(その2):自分で作ることにした [旅]

ある日ネイチャーストーブの動画をいろいろ見てたら、ウッドガス先進国(?)アメリカの人がアップした作成動画がすごく解りやすいというか、自分でやる姿が想像できて、これなら作れると思うようになった。
今までもいくつもの作成動画を見てきたが、二重構造にするというのがどうも面倒なイメージを拭えず、手を付けられなかったのだ。でもこの動画で曇りが晴れた感じだった。

さっそくスーパーを渡り歩いて、いろんな缶詰を手に取ってはサイズを確かめたり重ねたりして物色した。
果物を手にしたかと思えばスープの缶を取ったり、今度はコーヒー、それを捨てて調味料などなど、端から見るといったいコイツは何が欲しいんだろうと思うような行動。
そして最終的に三種類の缶を選んだ。
外缶用はパイン缶、内缶用にコーン缶とスープの缶。内缶はスープ缶で作ってみて、小さくて具合悪そうなら穴を広げてコーン缶に差し替えるという作戦にした。
アメリカの人が作ってたのより一回り小さいサイズになる。これは缶詰どうしで組み合わせた時、パイン缶より大きいのがなかったからだ。
缶詰の内容積は缶詰規格によるとこんなだ。
パイン缶:573ml(3号缶)
コーン缶:453ml(4号缶)
スープ缶:318ml(5号缶)

持ち帰えると、まずは中身を食べなければならない。
空き缶欲しさに中身関係なく目的の大きさの缶を選んだので、前菜にスープ、メインディッシュは粒粒コーン、デザートにパイナップルのシロップ漬けという食事を否応なくとることになった。

缶を洗って乾かすと、さっそく工作に入る。
作成に要した時間はたったの1時間ほど。
作成過程はこちらの動画の通りだ。


できあがったウッドガスストーブはまさにネット動画でよくみたアレと同じだ。
本来空き缶を流用して作るから材料費タダのはずだが、それでも400円くらいだから、ウッドガスストーブの有名どころ「ソロストーブ」の20分の1程度の値段でできたことになる。
(実際はこれだけのためにステップドリル(2200円くらい)を買ったことは伏せておく)

見事二次燃焼の炎を見ることができるか、明日はさっそくテスト運転だ!

☆☆ ウッドガスストーブへの道 ☆☆
その1(ドラム缶ストーブで限界を感じたとき)
その2(自分で作ることにした)
その3(試運転)
その4(性能試験と性能向上アタッチメント)

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ウッドガスストーブへの道(その1):ドラム缶ストーブで限界を感じたとき [旅]

ネイチャーストーブという木や葉っぱなどを燃料にする、主に煮炊きに使うストーブがある。
売られているものは折りたたんでコンパクトに収納できるなどの利点はあるが、基本構造は単純で、鉄板で四角なり多角形なりに囲って、その中で焚き火するだけにもかかわらず、化石燃料を使うガス・ガソリンストーブとそん色ない値段をしたりする。なので多くの鉄板加工できる人は独自のアイディアで自作している。

やってることはいわゆるドラム缶焚き火と同じなので、折りたたみ収納を考えないのなら適当な筒があればいいわけで、TSOは100均の灰皿をベースとしたものを作った。ホーボーストーブの一種だ。
こちら以前紹介したときの動画。

これのことをいつも小型ドラム缶ストーブと呼んでいたが、何か呼称を付けた方がいいかな。
「ドラムゴン」とか。

で、これ持って火遊びしにいくのだ。
家から自転車で10分も行けば、木のたくさん生えた公園と、広々とした田んぼがある。
散歩ついでに公園で木っ端を拾い、刈り取りの終わった田んぼの隅で、木っ端を「ドラムゴン」に放り込んで火を点ける。
火に勢いがついたらそれでお湯を沸かし、開けた景色を見ながらお茶を飲んで帰ってくる。
刈り取り後の田んぼはカラスくらいしか飛んでなくてイマイチだが、水張ってる時ならサギとかカモとかも近くにやってきて面白い。

という感じで、まったく費用のかからない(せいぜいティーパック代くらい)、それでいて現代人にとっては贅沢な時間つぶしをしていた。


ところがこの日の火遊びは、少々ストレスを溜めて帰ってきた。
公園で調達した木っ端の質がイマイチで、煙ばかりが出てあまりよく燃えなかったのだ。手で折ってポキポキと音はするが、火にくべてみると木の中からじゅるじゅると水分が湧き出てくる。マグカップはタールがこびりついて真っ黒だし、肝心のお湯が、口に入れて熱いくらいにはなったが、ぐつぐつと沸騰するまでにはならなかった。


あのモクモクと立つ目にしみる白い煙はウッドガスだ。少し湿気てたりすると炎が上がらず煙ばかりになる。
これを燃やすには空気を強制過給するのが一番だが、息を吹きかけ続けるのは苦しいし、電動ファンを使ってはせっかくのネイチャーストーブから道を外れてしまうような気がする。(自家発電できるバイオライト キャンプストーブというのが販売されてますけどね)

実戦のフィールドで現地調達した燃料でも、なんとかお湯だけは確実に沸かせられるようにしたいと思い、まずはロケットストーブを検討した。
ロケットストーブはヒートライザーという断熱した煙突と燃焼室によって煙突効果を最大限有効活用したものだ。詳しくはググってくれ。強制過給と高温燃焼によって木もウッドガスもがんがん燃やしてくれるイメージがあった。
ところがL字型に作るとか、断熱煙突とか、さらに携帯できる小さなサイズで作るとかにはちょっと複雑で、考えるばかりでぜんぜん手が動かない日が続いた。

☆☆ ウッドガスストーブへの道 ☆☆
その1(ドラム缶ストーブで限界を感じたとき)
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その3(試運転)
その4(性能試験と性能向上アタッチメント)

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TDR友の会:紅葉おでんキャンプツーリング(2) [旅]

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山が紅葉で美しく染まる頃、久しぶりのTDR友の会のおでんキャンプが開催された。
美しい白樺林の中のキャンプ場に整列するTDRたち。

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TDR友の会:紅葉おでんキャンプツーリング(1) [旅]

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山が紅葉で美しく染まる頃、かつてTDR友の会では秋といえばおでんキャンプというときがあった。
それが久しぶりの企画復活!もちろん主催はK氏である。久々とあって並々ならぬ気合の入れようであった。

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TDR友の会:越生ツーリング(5) [旅]

日の出の時刻。
都幾川に川霧が立つ。
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すばらしい天気で朝を迎えた。
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photo by Y村

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